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内容説明
離島漁村に生きる人びとの来し方と現在をたずね歩く12000キロの聞書きの旅。島嶼の現状が問いかけるこの国の未来像―。
目次
北海の荒波に生きて―利尻島
黒板塀の町に住む―佐久島
琵琶湖の漁は夫婦船―沖島
サワラを釣りアワビをとる―答志島
ワタリガニは日本一―真鍋島・六島
東海の小島で暮らす―初島
海女の磯左京鼻波高し―壱岐島
男はシラス漁、女は絞り―篠島
神秘そして奇蹟、感動が湧く―小値賀島・斑島・野崎島
能登の海に若者あり―能登島
六〇年、イワシ網と共に―浮島
昔一〇〇〇人、今八〇人―田代島
著者等紹介
川口祐二[カワグチユウジ]
1932年、三重県に生まれる。70年代初め、いち早く、漁村から合成洗剤をなくすことを提唱。そのさきがけとなって実践運動を展開。88年11月、岩波新書別冊『私の昭和史』に採られた「渚の五十五年」が反響を呼ぶ。日本の漁村を歩き、特に女性の戦前、戦中の暮らしを記録する仕事を続けている。同時に沿岸漁場の環境問題を中心にエッセイを執筆。現在、NHKふるさと通信員、海の博物館(鳥羽市)評議員、三重大学客員教授。1983年度三重県文化奨励賞(文学部門)受賞。1994年度「三重県の漁業地域における合成洗剤対策について」により三上賞受賞。2001年7月、(財)田尻宗昭記念基金より第10回田尻賞を受賞。2002年2月、三銀ふるさと三重文化賞を人文部門で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



