内容説明
戦後を農婦の詩人として出発し、終わりの日まできまじめに暮らしの中での出逢いに問いかけ、天空に想いを翔ばし、世界平和と民主主義と女性解放に希みを托した女詩人の50年の軌跡。
目次
第7篇 山や河を身につけて
第8篇 星まぶれの熊山橋
第9篇 私がいるここから世界に
第10篇 焔に薪を
第11篇 まだまだまだ
終章 歴史を拓いた女性たち―諸国の天女の系譜に
著者等紹介
井久保伊登子[イクボイトコ]
1936年岡山市に生まれる。1958年熊本大学国文学科卒業。島根県の中学校教諭に赴任。1959年退職して結婚、3児出産。1969年岡山大学医学部入学。1975年卒業後、岡山県の病院に勤務(内科医師)。1979年胃ガンの手術後、赤穂記念病院に勤務(2006年退職)。1983年医学博士の学位取得。1998年ベル総合福祉専門学校非常勤講師(2005年退職)。随筆誌『女人随筆』代表、詩誌『黄薔薇』同人、「岡山女性史研究会」、「岡山地方史研究会」会員、文章教室講師など。2006年聖良寛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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