内容説明
「高度成長」というブルドーザーが日本中を地ならしした、その地表を掘り起こし、埋没した地層から多様多彩な農山村の暮らしや村びとの意識をとり出し、そこから未来への可能性を探る、九州の「語り部」古庄ゆき子の世界。
目次
1 村の家・村の暮らし(式の朝;コタローさんとキクちゃん;婆様と孫 ほか)
2 大分おんな物語(およねさん;草の根の男女平等;伝習工女富岡へいく ほか)
3 聞き書祖母・母・娘―娘が語る女三代(祖母;母;娘)
著者等紹介
古庄ゆき子[コショウユキコ]
別府女子大学国文科卒業。別府大学文学部名誉教授。大分県立芸術文化短期大学、別府大学大学院非常勤講師
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