内容説明
バレエの歴史を変えた重要文献。舞踊を真の芸術にするために。18世紀中ごろ、「バレエ改革」推進の大きな役割を果たした舞踊理論家の主著を、完全新訳。
目次
ノヴェール「舞踊とバレエについての手紙」(1760年)全訳(バレエの創作について;バレエの創作に際して守るべき諸規則;主要部分と付随的部分の配置について;メートル・ド・バレエに必要な他の知識について;メートル・ド・バレエの勉強 ほか)
解説(ジャン=ジョルジュ・ノヴェール、その生涯;『舞踊とバレエについての手紙』の反響と複数の版;『舞踊とバレエについての手紙』の論点)
著者等紹介
ノヴェール,ジャン=ジョルジュ[ノヴェール,ジャンジョルジュ] [Noverre,Jean‐Georges]
1727‐1810。バレエ史上最も重要な舞踊理論家の一人。ダンサー、振付家としてヨーロッパ各地で活動しつつ、主著『舞踊とバレエについての手紙』を発表し、これによって18世紀中頃のバレエ改革の流れを推進する役割を担った。同書は発表当初から反響を呼んだだけでなく、後世のバレエ界にも大きな影響を与えるものとなっている
森立子[モリタツコ]
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院音楽研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(音楽学、東京藝術大学)。現在、日本女子体育大学ダンス学科教授。専門は西洋舞踊史、音楽史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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