目次
第1章 新潟・デザイナー誘拐殺人事件―『映画「天国と地獄」をまねた列車誘拐劇』
第2章 仙台・幼児誘拐殺人事件―『元映画俳優の罪―無期懲役から死刑執行へ』
第3章 名古屋・女子大生誘拐殺人事件―『恩赦請求―決定はどう出るか』
第4章 東京・幼児誘拐殺人事件―『吉展ちゃん事件―営利誘拐の罰則強化へ』
第5章 長野・富山・岐阜にまたがる広域誘拐殺人事件―『赤いフェアレディ280Zの疾走の果ては』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さといも
8
5つの誘拐事件が取り上げられています。当時の新聞記事が掲載されていたのですが誘拐事件以外の記事も気になってしまいそちらも真剣に読んでしまいました。この本の事件は死刑判決が多かったですが、それ以外はないんじゃないか。と、思いました。確実に先にある死に死刑囚は毎日怯え、精神を病んでしまう。と、ありましたが、いきなり人生を終わらせられた被害者は怯えが無かったのでしょうか…。住職の言葉の「被害者家族にとっては、今も思い出しても辛い出来事でしょう。でも、家族が本当の意味で救われるのは、犯人に対する憎しみを超えて、↓2016/08/27
ピエール
0
私が生まれる前や、生まれた頃のとても古い実話です。(新しいのも有るけれど)。実話なので、当たり前ですが、とてもリアルです。そして、フィクションよりも余程意外です。犯人が取り調べの途中から共犯説を出して、自分は主犯ではないなどと言い始めると、確かにその可能性もあるし、どうやって警察は共犯ではないことを説明するのだろう?などと考えてしまいました。光母子殺人のように、ドラえもんだの復活の儀式だのと言い出せば、嘘でしょ?とすぐに分かりますが、嘘であることを証明するのも中々難しいものです。2013/05/30
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