内容説明
ヒトラー、チャーチル、ルーズベルトとの攻めぎ合いに同席した著者が描くスターリン帝国心臓部の実態。歴史の裏に隠された愚行の数々を暴く。
目次
第1章 最初の記憶
第2章 調達委員会の一員として
第3章 再度ロッテルダムへ
第4章 ウクライナの大飢饉
第5章 スターリンとルーズベルト
第6章 スターリンとチャーチル
第7章 ベリヤのメモ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
10
戦前から戦中にかけての数年間、ソ連指導部直属の通訳を務めるという稀有な体験をした著者の回想。数々の歴史的場面に立ち会っており、仕えた要人たちの素顔も活き活きと描き出される。スターリンよりは寧ろモロトフのエピソードが印象的。ただ、そうした30〜40年代の出来事と、革命直後にさかのぼる幼少期の出来事が交互に語られ、物語の終盤で合体するという凝った構成のため、時系列的には非常に分かり辛い。文学的効果を狙いすぎたか。2023/10/16
偽教授
0
まるっきり素人の作文で、何が言いたいんだか全然分からない。読む価値なし。2012/02/25
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