目次
銃をめぐるなぞ(リー・ハーヴィー・オズワルド)
利用されてきた男(サーハン・サーハン)
キングフッシュを殺した男(カール・オースティン・ワイス)
メンフィスに死す(ジェームズ・アール・レイ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
madhatter
1
JFK暗殺の魔法の銃弾については、先日納得行く仮説が発表されていたな。さて、そういう考え方の存在は前提にしなくてはならないが、私は元々陰謀説を信用しない。だがそれ故に、ワイスの章が非常に異色に思えた。彼がヒューイ・ロングを殺したかどうか以前に、何故この二人が文字通り、物理的に出会うことになったのか、そこからして疑問だった。そんなことから考えてしまうくらい、この二人は何と言うか「そぐわない」気がする。JFKにしろRFKにしろ、オズワルドやサーハンの如き輩を引きつけてしまうのは「わかる」のだが。2012/03/31