内容説明
セックスピストルズのメンバー、シド・ヴィシャスによる愛人刺殺事件、父親に頭を撃ち抜かれたモータウンの大御所マーヴィン・ゲイ、息子の射殺事件で明らかになったマーロン・ブランド一家の狂気など、有名人の華々しい名声の裏に隠された悲劇を克明に描き出す。
目次
1 ナイフとピストル―シド・ヴィシャスとナンシー・スパンゲン
2 息子よ―クリスチャン・ブロンド
3 悲劇のプリンス―マーヴィン・ゲイ
4 ロサンゼルス物語―ドロシー・ストラトン
5 ミスター・ロングを探して―ラナ・ターナー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛西悪蔵
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音楽狂いなので、マーヴィンゲイとシドヴィシャスの項目に惹かれて読んだ。先に触れた2人の事件は大体知ってはいたのでさほどの嫌悪感はなかったのだが、予想はしてたにせよ他の章での昼ドラじみた話にうんざりした。週刊誌の様な悪趣味極まりない本。読まなきゃよかった……しっかし見も蓋もないタイトル……2013/04/03
madhatter
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マーヴィン・ゲイの章、奇妙な空洞化が気にかかる。これは父親が息子のゲイを殺害した事件だが、ゲイを取り巻く業界人・女達の関係が主体で、父子関係については、その複雑さを一応指摘してはいるが、おざなりにしか語られていない印象がある。それともこの事件は、息子は業界に狂わされ、父親は狂った息子に怯え、結果起こった玉突きみたいな殺人事件なんだろうか。何というか、有名人を身内に持つと、「殺人」という大罪を犯しても、犯人は犯人自身として見られないという皮肉を感じる。2012/03/30
Lucie
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シドの死が自殺だったというのを初めて知った。遺書があったなんて。ナンシーをやっぱり殺してないんじゃ。マーヴィン・ゲイは初めて知ったけどただただ切ない。ストンパナートはエルロイの小説じゃおなじみの人物だから特に驚かないけど実際にクズだったんですね。2018/11/10