True crimeシリーズ<br> 大量殺人者

True crimeシリーズ
大量殺人者

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784810420982
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0098

内容説明

激情のはけ口を求める男と出くわす運命がだれかを待っている。私もあなたも例外ではない。

目次

1 人生に破れた男
2 時計台の銃撃魔
3 マータ―黒い炎
4 借りを返したかった男
5 ちっぽけな獲物
6 戦争ゲーム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みや

26
実際に起こった6つの大量殺人事件の犯人像と犯行プロセスを克明に記すノンフィクション本。他者からの愚弄や罵倒、失敗などによって鬱状態に陥った時、自殺を選ぶ者と他殺を選ぶ者の差は何なのだろう。6人とも狂人では無い。全員から共通して怒りと敗北感が強く伝わってきた。著者の考えや感想は少なく、写真が豊富。犯人の幼少期や逮捕後の姿、現場、更には死体まで載っており、特に子供の死体写真は生々しくて怖気が走った。カラーだったら辛かったかも。1時間で21人を殺したヒューバティによるマクドナルドでの銃乱射が一番身近で怖かった。2018/06/17

ボンタンパンチ

1
昔読んだ本。欧米の大量殺人事件6つを取り上げたノンフィクション。平凡な男がなぜ突如として殺人鬼に変貌するのか、その一端が窺える。

wasabi

0
いずれの事件も地獄絵図としか言い様がないが、中でも圧巻は時計台から銃を乱射しまくったチャールズ・ホイットマンとホテルに立てこもり白人のみ殺していったマーク・エセックス。特に後者はホテル内を次々移動し目撃情報が錯綜、あまりに膨大な死者の数から警察が複数犯と勘違いした、さらには一般市民などの“ボランティア”のハンター達(この辺がアメリカだな)が集まり、警察同士の同士討ちや流れ弾による負傷者が出るなど現場は混迷を極めた。生き延びる気のさらさらない、最後に自殺してしまうような破滅型ってのはホント手に負えねえなあ。2015/06/21

のちおちゃん

0
☆☆☆2012/10/23

ウメ

0
これからも続くはずであったろう、被害者達の日常生活の描写が胸をうつ。残された者も、どうしてあの人が、と答えのでない問題をずっと考え続けることを思うと、やりきれなさで一杯になる。2012/04/25

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