内容説明
本書には若き日の書、上京されてから五十一歳で逝去されるまでの全盛期の書の全貌を掲載しています。内容は書人苞竹の人物像を克明に詳述された田宮文平先生の麗文、上京後から晩年までの書道界における活躍の様子、また各作品の解説を本財団役員十八名が分担し、作品を通じて苞竹先生の書をそれぞれの想いをこめて書きあげております。
目次
図版篇(吉田苞竹作品集;図版データ)
研究篇(作家論 「正しい書」の提唱と普及にかけた生涯;現代書への影響 書道発展史上に果した苞竹の役割;作品論 完結した苞竹50年の生涯とその書;技法と応用 品格こそ苞竹の書の真髄;作家のことば〔学書の三段・吉田苞竹〕 「学書の三段」について)
印譜選
吉田苞竹略年譜
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- 和書
- 聞き書きさんばさん