内容説明
真珠湾から半世紀を経て日米関係は新しい段階を迎えようとしている。だが、占領時代につくられた大枠はなお生き続けるだろう。占領史を丹念に読み直して本書に再現されたあの時代は、現代の日本人が対米関係と国際化を考える上で、改めて検証しなければならない筈である。元帥と宰相を軸にした占領通史。
目次
第1部 敵同士の対面(緊迫した始まり;最初の出会い;占領政策の立案と体制づくり)
第2部 マッカーサーの200日(改革の第一波;連合国の役割と賠償問題;戦争犯罪と追放による処罰;新憲法)
第3部 安定を求める日本(宰相・吉田茂の登場;改革の第二波;1947年の労働運動の危機的状況と吉田の敗北;マッカーサー、連合国、ワシントン;連立政権の挫折;戦犯裁判の終結―天皇の不退位)
感想・レビュー
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