メデイア―さまざまな声

個数:

メデイア―さまざまな声

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784810201482
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

内容説明

エウリピデスの悲劇『メデイア』では、メデイアは自分の子供を殺したことになっている。果たして本当に自分の子供を殺したのだろうか?メデイアのモノローグを中心に、6人のモノローグ(さまざまな声)で構成されているこの作品で、ヴォルフは新しい「メデイア」を作り出した。誹謗中傷に晒され孤立するメデイアを。そこには、ドイツ統一後、魔女狩りめいた批判や非難の一斉射撃を浴びたヴォルフの姿が二重映しに見えてくる。この作品は1996年に発表された。

著者等紹介

保坂一夫[ホサカカズオ]
1941年生。東京大学文学部独文科卒業。日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なか

1
グラウケとメデイアの関係性が好き。グラウケ視点の章で、「わたしはあの女に騙されていた」「信用ならない」「私を嘲笑っていたに違いない」みたいな感じでメデイアを悪く言っていたグラウケが、すがるように最後「メデイア」と名を呼ぶところが、愛憎や尊敬と失望が入り混じった女の心境を描いていてうまいなーと思う。ギリシア・ローマ神話のメデイアに着想を得ているけれど知らなくても興味深く読める。詩的というか戯曲的な文体ではまる人ははまると思う。2013/02/24

まりこさん

0
神。西洋の古典を再解釈することで、西洋の女性像について考えることができる。 フェミニズム的な論文や作品は嫌いだけど、ヴォルフだけは好き2014/06/03

蝉丸 智丸

0
メデイアの子殺しが歴史上の捏造だとしたら、から出発した作品。構成はお見事だし、ストーリーも巧妙で素晴らしい。でも読後は軽く鬱になる。2011/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1354106
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品