目次
カフカ(生い立ち;カフカとプラハ ほか)
カフカ論の系譜(初期の状況―M・ブロートを中心に;宗教的、形而上学的解釈 ほか)
『O侯爵夫人』と『変身』
カフカとミメシス
『ある戦いの記録』について
カフカとオットー・グロース―精神分析との関連の一局面
カフカと表現主義
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有沢翔治@文芸同人誌配布中
6
カフカ(1883-1924年)はジョイスやプルーストと並んで、二○世紀を代表する作家だ。南米の作家、ボルヘスなど、多くの作家、文学者に影響を与えてきた。 生きた時代、実存主義との関わりなど、先行研究を丁寧に読み比べることで、カフカの実像を描き出す。遺作で表現主義との関わりなども収録。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51510751.html2020/02/15
よだみな
0
カフカの受容史を体系的に説明してくれたので、ためになった。完成できずに急逝されたそうなので、残念でありました。2023/08/12