内容説明
適応支援は最初が勝負。友達関係や対人距離に悩む思春期・青年期は、積極的なコミュニケーションが難しくなっています。アクティブラーナーの育成につながる「よい出会い」とは。シンプルで安全なワーク。初対面の不安を緩和し、学校生活・学習への集中を高めます。対人関係が苦手な生徒同士でも、きっかけと話題ができ、翌日から会話が生まれます。
目次
序章 かかわりづくりワークショップダイジェスト(かかわりづくりワークショップの意義;かかわりづくりワークショップでオリエンテーションはこう変わる!;早わかり!かかわりづくりワークショップ)
第1章 かかわりづくりワークショップとは(なぜ、かかわりづくりなのか;かかわりづくりワークショップのねらい;かかわりづくりワークショップの方法論;生徒も教員も安心・安全に行うための「枠づくり」;かかわりづくりワークショップの基盤)
第2章 実態に合ったプログラムのつくり方(プログラム作成の視点と実践例;クラス単体で行いたい場合;プログラムのアレンジ方法)
第3章 ここがポイント!ワークの進め方(ワークの進め方の実際;ワーク展開上の困りごとへの対応)
第4章 組織で取り組むための計画と手順(計画から実施までのロードマップ;校内研修の実施;実施後の対応)
著者等紹介
大谷哲弘[オオタニテツヒロ]
立命館大学産業社会学部教授。公立高等学校教諭、公立総合教育センター教育支援相談担当研修指導主事、岩手大学大学院教育学研究科特命教授を経て現職。公認心理師、臨床心理士、ガイダンスカウンセラー、上級教育カウンセラー。公立学校においてスクールカウンセラーとして勤務
粕谷貴志[カスヤタカシ]
奈良教育大学教職開発講座教授。公立中学校教諭、専修大学北上福祉教育専門学校専任講師、都留文科大学地域交流研究センター特別非常勤講師を経て現職。ガイダンスカウンセラー、上級教育カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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