内容説明
２００２年度から新しい学習指導要領のもとでの授業が実践される。新教育課程の実施に伴って、これまでかつて無いほどの議論が交わされてきている。そのおもな内容は、以下の４点に集約できる。第１は、学力低下の問題。第２は、教科の独自性と基礎・基本の問題。第３は、カリキュラム編成についての問題。最後に、教科と総合的な学習の時間とのかかわりについて。本書では、これらの問題について筑波大学附属小学校版社会科カリキュラムを編成することで、具体的に解決の方向性を提示しようと試みたものである。
目次
第１章 社会科における基礎・基本（社会科の基礎・基本と授業づくり；社会科の基礎・基本と総合的な学習；社会科の構造と学年発達；社会科カリキュラム第３～６学年）
第２章 基礎・基本と指導のポイント（見つめよう、わたしたちのまち；見つけよう、まちの工場；見直そう、わたしたちの生活；健康なくらしとまちづくり ほか）
