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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
12
語り手が今の記憶のまま子供に戻るところから物語は始まる。前書きにて「この本は冒険小説ではありません。心理小説の試みです。」とあるように、子供の体験について、子供のような大人のような不思議な視点から語られる。物語としては特に面白みはなかった。しかし、訳者あとがきを読み出したところ著者の経歴に驚かされた。彼は子供の福祉向上のために生き、孤児院を建て、第2次世界大戦の時には200人の子どもたちとともにトレブリンカの強制収容所のガス室に送られたという。2016/10/25
秋
0
大人が抱きがちな子供時代への幻想には、間違いや都合よい記憶の改ざんが含まれている。そんな話。2011/11/22
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