内容説明
明治・大正・昭和の3代にわたる財界のリーダーが、旧知のジャーナリストを相手に自らの生涯と事業を回顧。草創期の三井銀行の活動、金解禁騒ぎとドル買い、電力事業の指導・育成、三越デパートの改革、戦中・戦後の財閥弾圧、などについての貴重な証言。
目次
第1章 幼少時代
第2章 慶応義塾とハーヴァード大学
第3章 新聞記者から銀行員に
第4章 夫人同伴の欧米旅行
第5章 三井銀行時代
第6章 ドル買い問題と金解禁騒ぎ
第7章 三井合名時代
第8章 電力問題
第9章 三越物語
第10章 大臣・参議・顧問官時代
解説 日本金融史の一等資料(吉野俊彦)