内容説明
人間の「動き」を科学的に論じながら、動き方のパターンを賢く変えるための実践的エクササイズも網羅したベストセラー書。日々の体の動かし方を見直すことで、細胞レベルから健康になり、身体機能も上がる!
目次
Think 考えてみよう(動きはもう一つの栄養 動かないことが病気を招く;動きと負荷とあなたのDNA;「運動」と「動くこと」を区別する;「有酸素運動」は要らない)
Move 動こう(上手に変えていく;座位と立位とあなたの足;マウスハンドからぶら下がりへ;ストレスを解放する;歩行―人間にとって特別なこと;骨盤―遙か祖先を離れて)
もっと動こう
著者等紹介
ボーマン,ケイティ[ボーマン,ケイティ] [Bowman,Katy]
動きの必要性について考察し、体の動かし方を変えることを提唱。8冊の著書があり、中でも本書は世界10カ国以上で翻訳。各国で動きに対する教育活動を行い、Ancestral Health SummitやInstitute for Human and Machine Cognitionなどの場で専門家を対象とした講演を行い、メディアでも多数取り上げられている
世波貴子[ヨナミタカコ]
広島大学大学院博士課程前期修了。翻訳家。STOTT PILATES公認インストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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水落健二
2
人は食べているものによって作られるというのはよく聞くが、動きによって作られ形を変えていくというのは初めて聞いた。確かに考えてみれば当たり前で、怪我などで使えなくなった腕は細くなるし、ずっと寝ていれば床ずれをおこす。 立つ、歩くだけでも、どう立つか、どう歩くかで結果は変わってくるという。納得だ。 普段から動かなくてもいい時代になり、その運動不足を補うためにエクササイズをしたりするが、ただそれをこなせばいいというわけではない。人間の持つ本来の自然な動きに近づけていくことで、本当の健康が得られる。2023/10/10