内容説明
古代は月を神とする「月信仰」の世界だった!『山口に残る古代地上絵 北斗図の謎』シリーズ第3弾。「月信仰」の視点から生まれた新解釈、世界最大の古代地上絵の謎を新たな視点で再考する。
目次
第1章 世界最大の地上絵の概略(はじめに―地上絵を発見するまでの経緯;北斗図と五形図の概略 ほか)
第2章 月信仰と不死と再生思想の紹介(月信仰の概要;闇から生れる月―不死と再生思想 ほか)
第3章 月信仰に由来する言葉(「タル足る」の語幹「タ」に由来する言葉;月の若さ「ワカ若」に由来する言葉 ほか)
第4章 周芳山口に残る月信仰の痕跡(地名に残る痕跡;祭祀に残る月信仰の痕跡 ほか)
第5章 空間考古学が成立する可能性について(はじめに―「なぜ、こんな所に」と「なぜ、あっちへ」の疑問から;前方後円墳の「場」と「方位」の解析―前方後円墳が神社に変化した ほか)