内容説明
あの時、日本は潰滅していたかもしれない。太平洋戦争末期、民族の危機に直面した先人たちの決死の覚悟と努力を戦争体験者である著者が、史実をもとに描ききった渾身のノンフィクション!
目次
第1章 大戦争(確信;サイパン島 ほか)
第2章 戦争終結への道(国力の現状;苦悩 ほか)
第3章 国体護持(原子爆弾;ポツダム宣言受諾か否か ほか)
第4章 聖断(最後の聖断;終戦の放送 ほか)
著者等紹介
福田祐一[フクダユウイチ]
昭和7年(1932年)東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。通商産業省で産業行政を担当。退職後、最高経営研究所で会社経営手法を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くらーく
3
タイトルと内容が、ちょっと合っていないのではないかと。昭和天皇をタイトルに出ているけど、内容は終戦までの概略と1945年5月以降の鈴木貫太郎内閣の奮闘具合がメインだと思うけど。まあ、聖断ドキュメンタリーと言うのは、ちょっと盛りすぎかな。それと、著者が戦争体験者って言うのも、間違いじゃ無いけど、子供時代であり、戦争遂行に何かした訳じゃ無いからなぁ。 まぁ、8月だし、読みましたけど、特に目新しいところは無いな。復習にはなりますけど。TVの特番やYoutubeの方が、私には分かりやすいかも。2023/08/12