内容説明
韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム。アジア諸国が独立を勝ち取って今日にいたるまでおよそ80年。現在進行形で発展を加速させているアジアの経済史と経済政策史を俯瞰する。
目次
1 第二次世界大戦後の国際開発レジーム萌芽期の概観(1940年代から1980年代まで)(途上国の植民地支配からの脱却;第二次世界大戦後の国際経済秩序再建に向けた取り組みの萌芽;1950年代の開発援助レジーム ほか)
2 アジアを理解するための開発理論の素描(発展途上国の素描;貿易論;工業化政策論 ほか)
3 アジア各国の経済発展の軌跡(韓国経済発展の軌跡;香港経済発展の軌跡;台湾経済発展の軌跡 ほか)
著者等紹介
櫻田陽一[サクラダヨウイチ]
1960年埼玉県に生まれる。1983年東京大学工学部土木工学科卒業。1988年東京大学工学系研究科土木工学専門課程博士課程修了、工学博士。現在、株式会社三菱総合研究所主席研究員を経て、福岡女学院大学国際キャリア学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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