内容説明
今、地球は病み難儀している。コロナ終息と脱炭素社会へ向け、皆が誰はばかることなく明るく自由闊達に暮らせる社会を!人々の暮らしを支えてきた淀川。その歴史や文化から淀川の未来と人類の未来を考える。
目次
第1章 淀川への篤い想いに絆されて
第2章 全ての道は京へ通ずる
第3章 淀川水系
第4章 淀川の治水
第5章 淀川の水運
第6章 淀川と文化
第7章 淀の風物詩
第8章 山城国・宇治
第9章 都の出入り口・伏見
第10章 日本の夜明け
第11章 二十一世紀の淀川
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハル牧
2
章立ては非常に立派ながら、全ての項目はさらっと触れられる程度の内容。「入門書」と捉えようにも参考文献が乏し過ぎるのではなかろうか。淀川と共に栄えてきた町の本屋にて山積みされているが、結局のところ本書は淀川の歴史を広く知らす一冊とはなり得なさそうな気が、個人的にはする。2021/05/08
わ!
1
おそらくは、個人の研究家が出版した本なのだろうと思う。ざっと立ち読みしたところあまり内容が濃くないので、購入を見送ろうとも考えたが、私も大阪が大好きな一人であり、このような個人研究家をバックアップするつもりで購入した。 とてもサラッと読める本、さらりと淀川についてのことがわかるが、本当に淀川を知りたいのなら、各分野毎の他の本が望ましいとは思う。「淀川三十石船船唄」がずらりと書かれており、それに関連する内容も多いので、いっそこの唄に関するエッセイでまとめた方が、まとまりが良かったかも知れませんね。2022/01/28
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- 和書
- 市民の古代 〈第9集〉