内容説明
「愛は小さじ一杯で人を狂わせ、人を殺してしまうと、あなたは言われましたね」―運命の糸に操られ、男と女は愛に錯乱し、死の淵へ流れ落ちて行く。さりげない小話(随想)が、池に投げた小石の波紋のような感動となって、読む人の心の中に静かに広がって行く…
目次
1 詩(冬の日のペンション)
2 ノンフィクション(神父さん;乞食と少佐;蒸気機関車;誕生日;別離;予期せぬ出来事 ほか)
3 フィクション(Xからの手紙;不意の訪問者;「美智子」―その愛と背信)
著者等紹介
原田修司[ハラダシュウジ]
昭和23年(1948)2月20日生まれ(本籍地、山口市)。昭和46年3月中央大学卒業、大阪の商社に入社。昭和49年1月山口市で行政・司法書士事務所を開設、業務の傍ら創作活動を続け現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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