内容説明
シングルマザーの清美は、祖母が経営する居酒屋の板前「元さん」に思いを寄せていたが、ある事件がきっかけで、元さんが女子大生強姦殺人事件の指名手配犯なのではないかとの疑念にかられる。強姦された過去を持つ清美が、元さんの知られざる過去を調べていくうちに、いくつもの殺人事件が絡み合った意外な真相が明らかになっていく…。
著者等紹介
佐枝せつこ[サエダセツコ]
オフィスsaeda代表。岐阜県大垣市生まれ。金城学院短期大学英文科卒。テレビ局勤務を経て執筆活動に専念。著書に横溝正史ミステリー大賞最終候補作「ベッド・イズ・バッド」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆめ
44
最後までくるくると変わる人々。なんだかせつなくなるお話だった。自分の人生は大切にしたい。2019/02/25
tokotoko
44
ものすごーーくガマンして生きているかもしれない、自分。。。って悲しくなった時、よかったら、この本があることを思い出して下さい。もうね、どんだけ我慢するの、みんな・・・みたいな我慢大賞の人達ばかり登場します。悲惨な事件から始まるお話です。もうね、笑顔の人が登場した記憶がありません。最後にやっと事件も全て解決して、冬桜も咲いてたみたいですが・・・ただひたすら・・・長かった。冬桜もね、きっとね、ややこしいなぁ・・・、なかなか咲けないなぁ・・・って、困ってたと思う。2015/11/01
lionzoo
4
女子大生強姦殺人の犯人として指名手配され逃亡した男が身元を隠し平穏に住んでいたがある祭りをきっかけに逃亡犯であることがばれる。最後は解決するが、どうもスッキリとしないところもある。2019/08/16
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