内容説明
菱川善夫、寺山修司、塚本邦雄…。前衛を支え、叛逆の精神で冒険に立ち向かい、美と思想に弊えた歌人29名。『詩人の死』に続き、その作品・生き様と死の行方を探るシリーズ第二弾。
目次
1(黒鍵を叩き続けよ―黒田和美;焼跡少年の歌―小川太郎;雨の朝、東京に死す―岸上大作 ほか)
2(命をもらった死―寺山修司;薔薇色の骨―中井英夫;不幸の確信―中城ふみ子 ほか)
3(野晒の歌―坪野哲久;草露の歌―山田あき;狂気と鬱屈―前川佐美雄 ほか)
4(非命の塩―阿久根靖夫)
著者等紹介
福島泰樹[フクシマヤスキ]
1943(昭和18)年東京市下谷區に生まれる。早稲田大学西洋哲学科卒。歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー、「短歌絶叫コンサート」を創出、朗読ブームの火付け役を果たす。86年、世界50ヶ国の詩人と朗読を競い「第6回ブルガリア国際作家会議コンクール詩人賞」を受賞。以降、世界の各地で朗読。全国1500ステージをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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