内容説明
助かった命や引揚げを経ての都会の明け暮れ、若さの葛藤と喜怒哀楽。家族への愛と箏曲の活動中に四人の介護、その後自らの闘病中も常に前向きな日々。魂のこもった歌とエッセイで綴る渾身の生き様が胸をうつ。
目次
第1部 はるかなる日々(幼児期;学校時代;社会人;結婚)
第2部 こころの旅路(海外演奏;郷愁の旅;夫との海外;文学の旅)
第3部 闘病・東日本大震災(告知―平成二十二年八月;手術―平成二十二年十月;治療―平成二十二年十一月~二十三年八月;東日本大震災―平成二十三年三月;三年目―平成二十五年秋;闘病中に)
著者等紹介
小林宣子[コバヤシノリコ]
ペンネーム・池田麗笙。1943中国瀋陽市(旧満州奉天)生まれ。福井県へ引き揚げ後、5歳より東京で成長。教職に就き結婚により退職。町田市相模原市に住み現在に至る。箏曲教室主宰、生田流宮城社師範、相模原市邦舞三曲連盟所属。歌歴:大野とくよ「新宴」「じゅうにんのかい」所属。新宴賞、風林火山賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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