内容説明
夫を亡くした妻と子供のもとに届く謎の贈りもの。いったい誰が?ある家族の人生を変えた魔法のような「クリスマスの12日間」。
著者等紹介
スミス,ジョアン・フィスト[スミス,ジョアンフィスト] [Smith,Joanne Huist]
米オハイオ州デイトン生まれ。米ライト州立大学にて英語学学士号を取得。元『デイトン・デイリー・ニュース』記者。3人の子どもと2人の孫がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
May
10
★★★★☆ この世界には本当にサンタクロースは存在する。これはクリスマスまでの12日間に起こった心温まる実話だ。愛する夫の死を受け入れられず、悲しみに暮れる妻と子どもたち。苦しみを抱えバラバラになった家族が「真の友」と名乗る謎の人物から届く贈り物を通してまた1つになり、前を向いて歩き始める。苦しみの中にいるときの孤独感。外の世界から目を背け自分の殻に閉じこもってしまった時、自分の世界をこじ開けてくれるのは周りの温かい眼差しなんだろう。困っている人を見かけた時に迷わず手を差し伸べられる勇気を持とう。2020/12/30
negai
6
冬のクリスマスフェアで気になってた本を今頃。本当にあった話なんですね。全然そこの文字に気付いてなかった…。アメリカのドラマっぽいなーと思いながら読んでました。部屋の片付け、ペンキ塗りの辺りがすごくじんわりきました。2015/06/16
HaruNii
5
夫を亡くした妻と子供たちの家に12月13日から毎日贈り物がとどく。バラバラになりかけていた家族が変わっていく物語。アメリカっぽい心温まる話でした。2023/02/26
ぷー
4
何気なく手に取った本だったけど、心が温まった。日本ではこういうのはムリだなー。クリスマスの感じが違うから。2014/12/22
アルピニア
4
「ほんとうにあった」という部分に惹かれて衝動的に購入してしまった。父(夫)を亡くした家族。それぞれが悲しみを胸に抱え刺々しい言動が続く。そのような状況で迎えるクリスマスに届く12日間の贈り物。毎日届く小さな贈り物をきっかけにして家族は次第に自分たちを見守ってくれている周りの温かい気持ちに気づき、前に進む気力を取り戻す。読んでいて、アメリカの人々にとってクリスマスがいかに大事な行事であるのかがわかった。だからこそ、クリスマスに届く贈り物はとても大きな意味を持つのだろう。思いやりの連鎖に心が温かくなった。2014/12/20
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