思いやること―こころを育てるための小さなコツ

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思いやること―こころを育てるための小さなコツ

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809677519
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0095

内容説明

陥りがちな考え方の「間違い」を明らかにし、「思いやり」で解決へと導く―ダライ・ラマの実践的教え。

目次

はじめに―幸せの源泉とは何かを知る
間違い1 怒りと戦うために、怒りを使うこと
間違い2 逆境は嫌なもの、という態度をとること
間違い3 自分本位になること
間違い4 魅力を誇張すること
間違い5 視野を狭くすること
間違い6 「自分は永遠に存在する」と考えること
間違い7 怒りは役に立つと考えること
間違い8 見た目にとらわれること
間違い9 欲望や怒りを心の一部だと考えること
思いやりは人間関係の基本
思いやりが心の安らぎを生む
思いやりの源は平等な心

著者等紹介

ダライ・ラマ14世[ダライラマジュウヨンセイ] [His Holiness the Dalai Lama]
1935年7月6日、チベット東北部アムド地方の生まれ。2歳で前法王である13世の転生者と認められ、5歳でダライ・ラマ法王14世に即位。1949年、15歳で政治・宗教の最高指導者となる。1959年にインドへ亡命。北インドの「ダラムサラ」にチベット亡命政権を樹立。以後、世界各地で親切な心と思いやり、非暴力、世界平和の教えを説きつづけている。1989年にノーベル平和賞を受賞

ホプキンス,ジェフリー[ホプキンス,ジェフリー] [Hopkins,Jeffrey]
仏教学者。1979年~1989年までダライ・ラマ14世の英語通訳を務めており、手がけた著作・翻訳書は40冊を超える。ヴァージニア大学チベット・仏教学名誉教授として、同研究所に、西側諸国で最大のチベット仏教研究の学究的プログラムを立ち上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

父さん坊や

6
うん、別な観点で読み直したが、要は存在とは波打ち際の波の一つ一つのようなもの、な訳だ。確かに「ある」が儚いものだ。波という実体があるわけでない。波で海水飲んじゃった、「からいじゃないかー」と波に向かって怒っても意味ないわけだ。2018/10/07

父さん坊や

3
やっぱダライラマは偉いなぁ。少しはわたしもまともな人間にならないと。ちゃんと日々暮らそう。2018/09/15

ジュリ

2
怒りや憎しみは苦しさをもたらすけれど、愛や思いやりは幸せや平和をもたらす。自分を抑えて相手を思いやりましょうというニュアンスを受けたけれど、自分を犠牲にしてまで他者に尽くしても幸せにはなれないと思う。自分を大切にしつつ、他者を思いやればよいのではないかな。2018/06/21

Takashi Yorimoto

0
世界を変えるのは、思いやる心だと言い、心を育てる方法を書いた本。怒りはいかなる時もなんの役にも立たないこと。自分のニーズより人のニーズを第一に考えることが賢い利己主義の方法だと言うこと。人は皆私とおなじように幸せを願い、苦しみを願わないこと。等々とても良い本だった。ダライラマ法王の本は難しいのもあるけど、優しさがあふれてて良いなあ。

Hideki Maeda

0
社会の全ての人がこの考え方にならえば今とは逆のもっと優しい世の中になるんだと思う。昔の私も利己主義でした。私が私がと自分さえ良ければいいと生活していました。病気になり人に優しく助けられてからは周りに感謝できるようになりました。その根源はやはり思いやりでもある利他主義にあるのでしょう。怒りを抑えて他人に優しくある、ただそれだけなのです。まだまだですが生きる上での大事な教訓を得たように思います。2020/07/07

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