内容説明
道徳はただ善であり、何が悪であるかを明確に判断するということに止まるものであってはならない。精神的なものを充実させて生きがいを感じられるよう正しいもの純なるものを尊敬し不正なるもの不純なるものを一掃していく世の中をつくらねばならない。
目次
序章 「よく生きるには」の提起にあたって
第1章 道徳とは如何
第2章 活力ある社会をつくれ
第3章 日本の倫理学思想
第4章 西洋における倫理学思想
第5章 社会のぬくもりを取り戻せ
著者等紹介
嶋田明[シマダアキラ]
教育学博士。1925年4月長崎県諌早市生まれ。日本大学大学院法学研究科私法専攻修士課程修了。元日本大学中学、高等学校教諭。元社団法人全国日本学士会会員(2007年病気のため辞退)、海外学術文化協会教育担当顧問。全日本日本学士会アカデミア賞受賞。1972年日本大学より各国教育事情及び青少年の現状調査のため欧州及び中近東諸国への短期留学、同じく翌73年全国私立学校の訪問を命ぜられて以降、一貫して教育問題に取り組み全国日本学士会学術新報に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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