内容説明
学校教育の中心は学力の形成にあり、授業抜きの学校改革はあり得ない。そして、授業力は授業を通してしか身に付くことはない。子どもにわいせつ行為をする教師、暴力をふるう教師、授業力のない教師…教員の資質、そして教員研修の在り方を問う。
目次
第1章 指導力不足と呼ばれる教員の実態―一人一人が抱える異なった課題
第2章 指導力不足と呼ばれる教員に共通して見られる傾向―アンケートに見る指導力不足教員
第3章 指導力ステップアップ研修の概要
附「中堅指導主事研修講話」記録
第4章 SU研修受講者の様々なタイプ
第5章 授業が変わり、求められる教員の指導力も変わる
第6章 指導力不足教員対策―教員研修の在り方を中心に
第7章 服務事故を起こした教員たち
著者等紹介
鈴木義昭[スズキヨシアキ]
東京学芸大学を卒業後、都内公立小学校教員を経て、東京都教育委員会指導主事。全国初の指導力不足教員を対象にした本格的な研修である「指導力ステップアップ研修」を担当。その後、同統括指導主事として、体罰やわいせつ行為などの問題を起こした教員を対象にした「服務事故再発防止研修」を担当する。さらに、指導室長としても、多くの教員を見てきた経験をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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