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内容説明
本書は、十九世紀後半から二十世紀前半にかけてのオーストリアの文学と思想を扱っている。特に、ホフマンスタール、H.ブロッホ、バール等の文学者の思想的側面、および、哲学者ヴィトゲンシュタインとマウトナーの思想を論じたものである。
目次
言語と沈黙
チャンドスの沈黙
「もの」との出会い―ホフマンスタールの一面
ヴィトゲンシュタインの倫理観とオーストリアの文学
ヘルマン・ブロッホにおける言語の問題
フリッツ・マウトナーの言語批判
ヘルマン・バールの現代性からの転換
「おまえには何も起こりえない」―オーストリア精神史のための一つの素描