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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
57
痛いほどわかるなあ~というのが、読みながら考えたこと。伝えること・表現することのために、いかにして、そこに到達するのか。繰り返し繰り返し考えること。一旦、捨ててみること。リアルな場を優先すること。準備したものに頼り切らないこと。レベル感は違うが、少なくとも、自分が心がけてきたこと、今も心がけていることの背中を押してもらった気分。何より、寄り道をすることがいい。2024/10/17
Nazolove
14
準備といえば一人知っているが、この方もまさか準備でできてる、なんていうことを知って驚いた。 居間テレビに出ては来なくなったが、あの饒舌ぶりはなかなかすごい、と思いながら拝見している。 私もいろんな面で準備して喋ったことがあったが、まだまだだな、と思いながらいやいやこれだけで来てりゃいいでしょと思うこと多々あり。 今後の人生も何かの準備をしてさあ本番、今後多々ありそうだが、またこの方の本を思い出して、もう一人の準備の先生のことも思い出して、臨んでいきたいな、と思った。2024/12/27
汐留渚
11
「はじめに」から、古舘伊知郎さんの声が聞こえてくるような語り口。 実況の裏側や、随所で輝く“古舘節”がおもしろくてズンズン読んでいるうちに、準備の作法と心構えが自身の中にも染みて沈澱してきているような感覚でした。 「『パワポの奴隷』になってはいないか」など、ドキッとなるフレーズや視点もたくさん。才能ある古舘さんだからと思っていましたが、読んでみたら思っていた以上に、少しずつ日常に取り入れられるヒントがありました。 それにしても、途中でドーンと出てくるF1実況の資料は圧巻! 初公開だそうですよ!2024/07/26
axxxo
9
図書館の入り口近くにのコーナーで目に付き借りて読みました。 著者のF1実況に基づいた経験談など書かれています。 準備の大切さやメモする重要性も改めて学べられました。 準備は常にアウトプット先が決まっているわけではないがするものだという話に過去の自分は救われた気持ちになれたりもしました。 転がる石のように準備をし続ける大切さも学べました。 2025/05/18
あい
8
何度かふふっと笑いながら読んだ。古舘さんは喋りの天才だと思ってましたが、ご自身は「わたしは天才ではなく準備ジャンキー」とおっしゃる。「本番」と思って「準備」に望むからこそ、そこでの失敗を踏まえて、より良い「超本番」ができる。ただし「超本番」でもエラーは生じる。エラーも良かったところも全部が次の舞台の糧となる。かっこいいですね。でもスマホで謎の単語を調べてAIを撹乱しようとしたり、女子力高めの入浴方法などは可愛いと思いました。堅苦しくなく、準備を前向きに頑張ろうと思える本でした。2024/11/10