出版社内容情報
J1ではないけれど……。水戸、岡山、大分、札幌、山形、千葉、京都、磐田、福島、北九州、C大阪、金沢、愛媛、山口、清水、鹿児島、秋田、橫浜FC……計18クラブが登場。J1の優勝チームが決まる日に、あえて全国地域リーグ決勝大会を優先させる名物ライター宇都宮徹壱が経営力や戦力面だけでは語り尽くせない「J2&J3クラブの存在意義」について考察する。
内容説明
北は札幌から南は鹿児島までそれぞれの地域に根差した18の「Jクラブがある風景」。
目次
昇格13年目の「Jリーグ元年」―水戸ホーリーホック(2012年・夏)
ネガティブをポジティブに変える力―ファジアーノ岡山(2012年・秋)
「最もかわいそうな県職員」と諦めない監督―大分トリニータ(2012年・秋)
北の大地で始まった「のんのん革命」―コンサドーレ札幌(2013年・夏)
降って湧いた「新スタジアム構想」―モンテディオ山形(2013年・夏)
「ジェフ愛」を隠そうとしない人々―ジェフユナイテッド千葉(2013年・秋)
バドゥ、日本を愛しすぎた男―京都サンガF.C.(2014年・春)
「黄金時代」から遠く離れて―ジュビロ磐田(2014年・夏)
福島と湘南をつなぐもの―福島ユナイテッドFC(2014年・夏)
昇格度外視の意地の戦い―ギラヴァンツ北九州(2014年・秋)
去りゆくフォルランと「セレ女現象」―セレッソ大阪(2015年・春)
旋風を巻き起こす謙虚な男たち―ツエーゲン金沢(2015年・夏)
夢のプレーオフ進出と掘之内の風景―愛媛FC(2015年・秋)
教員チームからJクラブへの遙かなる道―レノファ山口FC(2015年・秋)
外様の人々が思い描く「王国復活」の夢―清水エスパルス(2016年・春)
昇格と統合から「持続してゆくクラブ」へ―鹿児島ユナイテッドFC(2016年・秋)
J3とBリーグがある街にて―ブラウブリッツ秋田(2016年・秋)
「キング」の健在と「F」の記憶―横浜FC(2017年・春)
著者等紹介
宇都宮徹壱[ウツノミヤテツイチ]
1966年生まれ。東京出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、97年にベオグラードで「写真家宣言」。以後、国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。『フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『サッカーおくのほそ道』(カンゼン)でサッカー本大賞2017を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ばんだねいっぺい
Saku
西澤 隆
Melody_Nelson
あたちゃん。