出版社内容情報
理論だけでなく技術を豊富な写真とともに紹介し、太極拳の思想をも明らかにしていきます。150万人にも及ぶ太極拳愛好者にとって必読の書です。
内容説明
合気道、レスリング、柔道、柔術、空手、ムエタイ…なぜ強さを求めると太極拳に行き着くのか?「攻防一体」の動きで相手を瞬時に倒す!
目次
第1章 実戦的な24式太極拳
第2章 太極拳の戦闘理論
第3章 武術としての24式太極拳
第4章 高度な太極拳の境地へ
第5章 太極の理を格闘技に活かす
第6章 強くなる相対練習
著者等紹介
池田秀幸[イケダヒデユキ]
1951年誕生。1972年頃より武術に本格的に取り組む。剛柔流空手2段、上地流空手2段、琉球古武道初段。1982年に陳家溝を短期間だが訪問。以後、陳式太極拳に専念。1980年代の中頃から東村山スポーツセンターを中心に指導、太極拳無形塾を主宰、米軍横田基地では10年間指導。2003年よりゴールドジムなどでも指導。2005年まではNPO組織の一環で指導してきたが、2005年に職場を退職、以後武術普及に専念。2008年9月より大森に道場を設置(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyhhyy
1
空手経験者の著者が理解した太極拳の武術的側面についての本。しかしながら説明が比喩的で予備知識ゼロの自分のような読者には何も理解できなかった。道場で基礎を積んだ人が読むものだろう2021/10/23
池乃 大
0
簡化24式太極拳、これは一般的には中国の健康体操として認識されていますが、その本質は武術です。この本では、24式太極拳を実戦で使う方法と、他の格闘技への技の応用が写真付きで解説されています。太極拳の技はいろんな場面への応用が利くのでこの本で紹介されているのはその一部ですが、これを手掛かりに自分で色々な技の応用法を考えるのも面白いと思います。2020/05/18