内容説明
フットボールを巡る「ちょっと幸せになれる」100+1の情景。
目次
2009(ワールドカップ出場を果たした日本代表の試練の始まり;そろそろ南アフリカのことなど ほか)
2010(南アフリカでの快挙とザッケローニ体制のスタート;「アフリカの年」から半世紀 ほか)
2011(未曾有の震災で試されたサッカーファミリーの絆;「縮」の時代から脱却するために ほか)
2012(なでしこジャパンの銀メダルとヤングなでしこの一瞬の夏;バロンドール授賞式での出来事 ほか)
2013(日本代表もJリーグも大きな転換期を迎えた年;気分はもうブラジル ほか)
著者等紹介
宇都宮徹壱[ウツノミヤテツイチ]
1966年生まれ。東京出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、TV制作会社勤務を経て、97年にベオグラードで「写真家宣言」。以後、国内外で「文化としてのフットボール」をカメラで切り取る活動を展開中。『フットボールの犬 欧麗巴 1999‐2009』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
37
音楽詳しいんだなというのが読後の感想じゃいかんな。サッカー見に行きたくなるので、これはいい本だ。タイの観客のおねぇちゃんがたいへんきれいで惚れた。2014/03/02
Gamemaker_K
8
カメラマンらしく、サッカーのあらゆる側面におけるシャッターチャンスを逃さないなあ。何度も書くけど、この人のサッカーに対する愛情って本当に素晴らしい。・・・だからこそ、か。いい本だ。最初図書館で借りたけど、買い直してしまったくらい、いい本だ。2016/01/14
さんつきくん
7
各スポーツそれぞれに魅力はあるが、改めてフットボールは幅が広くて多彩、その分たくさんのドラマが生まれるスポーツだと思える一冊です。2008年から6年近くサッカーダイジェストにて連載されたコラム集。日本代表、なでしこ、地域リーグ、海外。世界の大都市はもちろん、日本の地方にもサッカークラブはあって、地域性もあいまって魅力的。著者のフットボール愛が伝わる作品。ちょいと前の出来事も改めて読むと新たな発見があったりもした。2014/02/02
ふろんた
5
★★★★2017/12/14
たーぼ
3
『フットボール百景』を一気に読んだ。2008~2013年の世界の動きから地域リーグまで、100のコラム。つい最近の出来事が遠い昔のことのように思い出される。ワールドカップもさることながら、地域リーグやJFLについて、愛を込めて書いてくれているのが嬉しい。宇都宮さんでなければ書けないものだと思う。地元のファジアーノ岡山についても、2009年の『「晴の国」での開幕戦』が載っていた。2014/01/23