内容説明
代謝回復と、ペプチドワクチン搭載の分子標的樹状細胞をメインにした特異的免疫細胞治療。余命6ヵ月宣告は、実は、大チャンス!従来のがん治療ががんに勝てなかったのは、力だけでがんをねじ伏せようとしていたからです。がんを倒すためには、細かいステップを踏み、数々の作戦を立て、多岐にわたる戦略を駆使する。あらゆる手段を使い、がんを弱らせ、がんの武器を奪う。まさに総力戦です。その総力戦の先には、必ず満足のいく結果が待っています。スキルスがん、膵臓がんをはじめ、難治性がんの劇的回復例を紹介。
目次
第1章 ペプチドワクチン搭載の樹状細胞を中心にした高度免疫細胞治療
第2章 まず敵の力を知り、自分の免疫力を把握する
第3章 代謝を改善して悪液質から脱却する
第4章 がんが生きにくい体内環境をつくる
第5章 がんを守るバリケード撤去&悪の兵隊の根絶
第6章 ここまで進化した特異的免疫細胞治療
第7章 余命6ヵ月からの生還は奇跡ではない
第8章 がんを治すための在宅医療―どこまでもどんなときでも
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aoki
1
ペプチドワクチンを搭載した免疫細胞である樹状細胞やリンパ球を注入する治療法。ペプチドワクチンが持つ強い抗原認識力でガンへ接着。患者本人の血液から樹状細胞の元になる単球を採取し、体外で培養してから体内に戻し、キラーT細胞やNK細胞などの免疫細胞を活性化させる。ちょっと調べるとやってるところ、いっぱいありますね。でも「免疫細胞治療は公的保険が適用されない自由診療のため治療費はすべて自己負担」らしく、100万200万バンバンかかる様子。医者にとっては保険適用前の今が儲け時ですね。2013/10/27