内容説明
伝説の組手技術が今、初めて明かされる。基礎から実戦まで網羅。誰でも学べるケンカ空手入門書。
目次
第1章 大山道場の青春
第2章 大山倍達先生の組手
第3章 大山道場組手入門
第4章 組手上級編
第5章 対談 安田英治×渡邊一久
第6章 強豪たちの組手技術
第7章 護身応用編
著者等紹介
渡邊一久[ワタナベカズヒサ]
1937年生まれ。20歳のときに大山道場に入門し、1年あまりで黒帯となる。大山倍達氏をはじめ、石橋雅史氏、南本一郎氏、黒崎健時氏、安田英治氏などから指導を受ける。大山道場生え抜きの初代師範代として、大山茂氏、中村忠氏、芦原英幸氏、大沢昇氏、加藤重夫氏など、多くの生徒を指導した。大山倍達氏亡きあとに、分裂した極真会館各派の顧問、相談役などを歴任するが、現在は、そのどの極真団体の役職にもつかず、大山道場時代の技術を伝承することに専念する。国際伝承空手道総師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shiro
1
スポーツになる前の空手ってこんな感じだったんですね。総裁が喧嘩になったらそばにある物を使え!それが無かったら素手で戦え!とおっしゃったのは実践をよくご存知だったんだなと思わせます。2014/09/02
いのしし館長
0
現在のフルコンタクト空手界では試合向けの組手技術が中心となりやすいが、祖である大山倍達の組手技術を紹介した意義ある内容でした。浅い猫足立ちから後ろ足を軸として突き・受けを稽古し軸を養うというフルコンの常識では考えられない内容であったが、しっかりとその意味も説明されている。・軸に突きや蹴りを乗せる ・前足に体重をかけるボクシングはパンチに体重を乗せる為であり、目突き金的蹴り、投げのある組手では、大きな遠心力のある攻撃や軸移動に時間のかかる攻撃をしていたら相手につけいれられてしまう。2013/05/01