内容説明
犬から人へ―人から犬へ―。ずっと、いつまでも。著者渾身のデビュー作。
目次
01 To my Dog 飼い主から愛犬へ―。(リン―うちに来てくれて、本当にありがとう。;ライダー―ずっと僕たちのなかで生きている。;ハナ―あるがままを受け入れること。;サンデー―私はいま、ひとりじゃない。;サージャリー―さあ、行こう。 ほか)
02 To my Master 愛犬から飼い主へ―。(チョコ―もっともっと、泣いていいよ。;もふもふ―助けてくれて、ありがとう。;ハル―春になったら、またお庭に花を。;チビ―よかったね…山本さん。;ユウ―アタシ、忘れない。 ほか)
著者等紹介
山口花[ヤマグチハナ]
1968年、新潟県生まれ。大学卒業後、広告代理店にクリエイティブディレクター兼コピーライターとして勤務し、数多くの広告を手がける。結婚を機に退社後は、大学病院や郵便局などにも勤務。現在はライターとして、雑誌や書籍などで旺盛な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
126
ちょっとだけ泣いた。ワンコはねぇ。飼いたくてもなかなかね~。そこまで衝動的にはなれないし(苦笑)2017/10/17
KAZOO
117
お気に入りさんの感想を読んで手に取りました。全部で14の話が収められていますが、飼い主の観点からと犬の方からの話がそれぞれ半分づつということでの短編です。犬に関するちょっといい話のような感じでした。私も小学校のころから犬を飼っています。やはり別れの話になるとウルっと来てしまいます。全部で3冊あるようなので他の本も読んでみようと思いました。2020/12/27
まさきち
93
飼い主からの目線と犬からの目線との話を集めた短編集。それぞれの話は少々ベタな感じはあるものの、犬好きには共感できるものが見付けられる一冊でした。でもわんこが亡くなる場面は涙を禁じ得ませんでした。2021/06/07
しゅわ
89
【図書館】飼い主から視点 そして愛犬視点 でまとめられた犬と人間の交流を描くちょっといい話集です。犬と暮らしたことがある人なら涙 必須ですね。いつものように通勤途中で読んでしまったので、目頭があつくなってハンカチを握り締め…朝からアヤシイ人になってしまいました(汗) ひとつひとつはとても短いけど、犬はかけがえのない家族だと実感できるエピソードがつまっていました。2013/08/26
みかん🍊
86
昔は番犬で飼い犬だった犬だが今は愛犬で家族、そんな犬と人間のエピソード14話、犬が側にいるだけで支えられ気づかされる事がある、そして人間の事が大好きな犬から人間への思い、どうしても犬が亡くなってしまう話しもあり涙したが、大切にされ愛された犬はきっと飼い主に笑顔でいて欲しいと思って心配しているのだろう、粗雑に扱ったり虐待したりする飼い主が絶滅して欲しい、全ての動物が幸せにありますように。2024/02/29