目次
Prologue データとバレーボール
01 新兵器『iPad』がもたらしたもの
02 情報戦略のプロ、アナリスト
03 アナリストへの道
04 全日本女子チームのデータ活用
05 オリンピックにつながるデータ
06 世界一のデータを目指して
07 データの作り方と伝え方
著者等紹介
渡辺啓太[ワタナベケイタ]
バレーボールアナリスト。全日本女子バレーボールチームアナリスト。1983年東京生まれ。専修大学ネットワーク情報学部在学中に柳本晶一監督率いる全日本女子チームのアナリストに抜擢。以後、世界中を舞台に、数多くのトップレベルの試合を見続けている。2008年には北京オリンピックを経験。日本のバレーボールアナリストでは初めて日本選手団役員としてチームに帯同した。眞鍋政義監督就任後もチーフアナリストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Thinking_sketch_book
11
★★★☆☆ データバレーの理解と渡辺さんの苦労がよくわかる。経験や感に頼っていた世界を工夫しながら世界に先駆けてデータ化しているが、発祥はイタリアだということに驚いた2013/10/02
エリナ松岡
6
少し前に同じ著者の別の本を読んだんですが、一応人気の火付け役となった本書も読んどくかな、と思って読んでみました。結論から言うと、内容も少し被るので、どちらか一方読めば事足りそうですが、とにかくどちらも良い内容でした。データ分析者に熱意と真摯さがあって初めて分析結果が監督や選手に受け入れられると言ったところでしょうか。2018/08/20
さきぼん
5
バレーボールはコートに入る6人だけでやるものではない、ということはわかっていたつもりでしたが私が想像していたよりもずっと多くの人が戦っているのだなと思いました。ワンプレーごとに意味があって、そうやってつかんだ勝利はかけがえのないものなのだとわかりました。2016/12/09
紫木蓮
2
☆☆すごく詳しく書いてあった。眞鍋監督からいきなりデータバレーになったわけではないのはわかっていたが、それまでの経験や試行錯誤、協力があっての今、「ipad」に進化したことがよくわかった。ものすごい熱量を持った監督、スタッフ、そして選手がいて初めてとれたメダルだったのだということがよくわかる。後進の育成にも尽力しているところが素晴らしい。女子バレーファンとしては、男子バレーにいかなくてありがとう!!これからますます情報戦は重要になるだろうから、期待大。2013/05/22
あ
1
バレーのデータ分析の現場はどのようになっているかやデータ分析を行う人が重視すべきことを知ることができた。2015/11/17