内容説明
かつてサッカーというスポーツがあった。サッカー復活を願うジャーナリスト、アレックスの奮闘を描いた未来小説。
著者等紹介
カルザン,カルロ[カルザン,カルロ][Carzan,Carlo]
1967年イタリア・パレルモ生まれ。パレルモで子供のための遊戯館「コジ・ペル・ジョーコ」を主宰し、1990年代初頭から数多くの「遊びイベント」を開催してきた。公的機関、企業、出版社、カルチャー関係者との協力のもと、教員や“遊びの専門家”の育成、子供たちとの実験作業、“楽しむ読書”の普及などを手がけている。シチリアの寓話を絵本にするプロジェクト「トゥルトゥン」をコーディネートし、2006年国際アンデルセン賞入選
沖山ナオミ[オキヤマナオミ]
横浜生まれ。川崎市在住。慶應義塾大学文学部史学科卒業。翻訳者。1992年より1995年までアメリカ・フィラデルフィア、1999年より2001年までイタリア・ローマに在住。当初、IT、通信関連の雑誌記事、ウェブサイト等の英日翻訳を行っていたが、イタリアでASローマの魅力に取り憑かれ、帰国後はサッカー関連の仕事にシフトした。サッカーテレビ番組および実況中継のリサーチャー、雑誌記事の翻訳等を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうちゃん
5
サッカーは大好きだし、生活の一部でもあるけれど、特筆して面白く感じたところはなかった。2025/05/28
ひろちき
2
サッカーってホントに楽しいけど純粋に楽しめてない時もあるんだよね。スタジアムに行って嫌な気持ちになるってどういうことなのって思う。負けて悔しいってのは別。サッカーを純粋に楽しみたいなって思わせてくれる本。あとがきに書いてあった日本のスタジアムの雰囲気ってのはホントに大事にしたほうがいいなって思う。家族みんなで楽しめるスポーツであってほしい。いつか日本中のだれもがJリーグに興味を持ってくれる環境になればいいな。なんかこの本を読むと歴史を学ぶ意味も何となく分かるような気がする。消えた後に意味を認識するんじゃ遅2012/01/07