内容説明
フランク・ライカールトのようなケースはプロサッカー界でも珍しい。素晴らしい選手だった彼は、監督としても大きな成功を収めた。真剣で謙虚な姿勢や優れたリーダーシップを持つライカールトは、誰からも愛され、尊敬されている人物である。
目次
スリナムのルーツ
夢の広場、バルボア広場
アヤックス入団
PSVとの契約、クライフへの怒り
スポルティング・リスボンとの悲恋
サラゴサ時代、バルセロナとのすれ違い
ロングインタビュー
1988年、欧州選手権制覇
ミランでの黄金期
アヤックスへの凱旋
オランダ代表監督就任
バルセロナ会長選挙
偉大な契約までのストーリー
世界最優秀監督の人間性
著者等紹介
フリエロス,トニー[フリエロス,トニー][Frieros,Toni]
1963年、スペイン・バタホスに生まれる。1990年からバルセロナのスポーツ新聞「スポルト」の編集長を務める。専門はサッカーとテニス
山名洋子[ヤマナヨウコ]
スペイン語通訳・翻訳、ライター。8年間に渡るパラグアイでの在住経験を活かし、フリーランスとして南米サッカーやフットサルを中心とした翻訳・執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょうた
1
ライカールトが当時アヤックスの監督であったクライフと揉めて練習から立ち去り、誰にも告げずにポルトガルに行っていたのは初めて知った。 しばらく行方を隠せたみたいだったが、今のネットが発達した社会では不可能なことで、有名なサッカー選手のプライバシーが醸し出される現代の世の中においては、古き良き時代だったんだなあと思う。 監督としての能力はもちろんあると思うが、この本の出版以後のトルコやサウジアラビアでの実績を見ると、そうとも判断しにくい。選手としては間違いないスター選手だった。2017/04/17
lupin14
0
=D 1990年トヨタカップを国立で観戦し、そのプレーぶりに目を奪われたものだ。その以来ファンになり、オランダ、バルサ監督を務めても動向を追っていた。幼少から最近までの伝記で読んでてとても楽しかった。2008/10/13