内容説明
究極の人間ドラマを演じるのは、トンデモ判事&キテレツ検事。セクシー弁護士も登場。爆笑&号泣の法廷を一挙紹介。
目次
突然、「15分間休廷します」と宣言―下半身になにか起きてしまったと思しき裁判官
被告人にトドメを刺す「鬼」裁判官―検察官とタッグを組み、そこに弁護士も加担!?
「フェ」から先が言えない純情検察官―東大法学部卒(?)が味わった人生最大の羞恥
補聴器の調子が悪い82歳の老弁護士―「あんたがたの声が全然聞こえましぇん!」の連発で審理ストップ
裁判官が「今カノ」「元カノ」を駆使―イマドキ裁判長だが、それを上回る外国人を前にしどろもどろ
裁判官、思わず笑っちゃいました。―「友達というより、アンタがいちばん悪いみたいだねぇー(笑)」
「ナニのほうは、どう?」脱線検察官―被告人のほかに裁判官にも「あなたは?」と目で問いかけ、弁護人は苦笑
「逃げられましたあぁ!」と叫ぶ国選―「裁判長、面目ございませーん」と椅子に崩れ落ちて…
裁判官、納得せず…―人間が神から与えられてしまった狂気を、私はいまから裁くのか…
すすり泣く女に情け無用の裁判官―ソバのかけらを爪楊枝で刺して食べるこだわり派〔ほか〕
著者等紹介
かなざわいっせい[カナザワイッセイ]
1955年兵庫県生まれ。競馬周辺雑記人兼傍聴官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ybhkr
1
傍聴官かなざわの妄想はいらなかった…。フィクションかノンフィクションかわかりずらい書き方、というか著者の主観が多すぎて、事件の本質とか裁判官、検察官がちょっと大袈裟におかしく書かれている気がする。傍聴記は法廷が主役なので事故顕示欲はすこし抑え目でお願いしたい。82歳の弁護士はすごいな…。補聴器つけても耳が遠いようなひとを法廷に立たせてよいのたろうか…。年齢制限はなくてもそこらへんの障害は明確な線引きをしないと高齢化で弁護士あまりのこの時代、この本に書かれているような事態が多発するかも…。2015/03/31
Ak
0
裁判についてお堅いイメージを抱いていましたが、思ったより各々の人柄が見えて面白かったです。時節書かれる筆者の個人的な妄想が少し鬱陶しかったかな…。2014/08/01