目次
第1章 今日を全力で生きる
第2章 ままならない世界
第3章 当たり矢を持ってきた男に
第4章 プロフェッショナルたち
第5章 いつでも、どこでも、誰とでも
第6章 大相撲からプロレス―家族に支えられ45年
著者等紹介
天龍源一郎[テンリュウゲンイチロウ]
本名・嶋田源一郎。1950年2月2日、福井県勝山市生まれ。63年12月に大相撲・二所ノ関部屋に入門。最高位・西前頭筆頭までいったが、76年9月に廃業、同年10月に全日本プロレスに入団。87年6月に天龍革命(レボリューション)をスタートさせて日本マット界の寵児となり、90年5月にSWS設立に参加。92年7月には自らWARを旗揚げした。00年7月、要請を受けて古巣・全日本に復帰。03年7月からはフリーとして数多くの団体に進出。日本人で唯一人、G馬場、A猪木をフォールするという偉業をやってのけ、三冠ヘビー級、IWGPヘビー級など日本のメジャー・タイトルを総ナメにし、今もなお第一線で活躍する天龍を、人は“ミスター・プロレス”と呼ぶ。プロレス大賞ではMVP4回、年間最高試合賞8回受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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シロー
9
昨年惜しまれつつ引退した「ミスタープロレス」天龍源一郎さんが十年前「中年の星」として注目された頃(当時の必殺技が年齢そのまんまの「53歳」!)の著作。己の職業への圧倒的な誇りと生き様への絶対的な自信に満ち溢れていて一人の男としてカッコイイ。プロレスという勝敗以上に「生き様勝負」な世界で絶大な支持を得続けたのも納得。ジャンボへの複雑な感情が面白い。ジャンボを唯一本気にさせた男が天龍。最後の鶴龍対決の高角度パワーボムはエグかったなぁ…2017/01/08
0607xxx
4
最近では特番等のバラエティーでの活躍が目立つ、天龍さんの自伝的な本。「すべてのものを越えたものがプロレス」この言葉を胸にプロレスラーとして各団体やバラエティーにも出演し、プロレス界の生ける伝説といわれるのも納得。面白かった。2013/07/12
いとーちゃん
3
勝ち続けなきゃだめだとも言わない、負けたっていいんだよとも言わない。7勝8敗。なんというバランス感覚だろう。65歳まで激しい闘いを続けた男・天龍源一郎。かっこよすぎる。2016/03/11
しょぼた
2
天龍の生きざまがよくわかる内容だった。彼が延髄切りやコブラツイストを使い始めたころは、猪木の真似ばっかして‥と思っていたものだが、それなりの理由があったのだなぁ。天龍革命の時のシュート感は凄かった。それにしても一番衝撃だったのは相撲のかわいがり。今なら裁判沙汰になりそうな‥。2022/10/22
荒野の狼
2
ハッスルでの闘いから、自らの人生観、プロレス史を語り、最後は生い立ちから相撲時代の話でしめくくられる253ページは、大変読みやすく3時間ほどで通読できます。話の全てに共感できるのは相撲・プロレスの双方のファンで40歳以上の人ということになりますが、6章に分けれらた各章末に、人名、事件名などに関する丁寧な注釈が付けられており、一般読者や新しいファン層の人でも理解できるようになっています。2008/02/01
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