内容説明
極真カラテの黄金時代最前線で戦い、最先端を駆け抜けた男。いまなお磨き研ぎ続ける心技体「ムラマサ」と呼ばれるその蹴りを文章と映像で直伝。
目次
第1章 極真カラテの黄金時代(大山倍達総裁が毎回指導をされた、入門の年;憧れの先輩たち;演武会での屈辱;第3回大会で3位入賞;生活が一変した内弟子時代;自分から空手をとったらなにも残らない;トラブル続きで迎えた第6回大会;日本が勝たなければならない;世界大会前日まで指導を行う;使命を果たした世界大会;ヨーロッパ行きが転じて支部長就任;静岡で支部設立;極真カラテの普及発展に命をかける)
第2章 大石代悟、魂の言葉(修行とは出直しとやり直しの連続である;恥をかいた人間ほど強い;白い道義と黒い帯;空手に100点満点はない;努力は無限の可能性を生み出す)
第3章 ムラマサの蹴り直伝(約束組手;左上段廻し蹴りの戦術;再現、一本勝ち)
著者等紹介
大石代悟[オオイシダイゴ]
昭和25年7月15日、山梨県生まれ。高校在学中、大山倍達総裁の著『世界ケンカ旅行』を読み極真カラテに心酔する。昭和44年3月、極真会館総本部道場に入門。大山倍達総裁による指導の下、極真会館総本部内弟子として修行を積む。昭和46年、第3回オープントーナメント全日本空手道選手権大会に出場し、上段廻し蹴り、後ろ回し蹴りなど、後に「妖刀村正」と評されることとなる華麗な足技で、3位入賞を果たす。第6回全日本空手道選手権大会6位入賞。記念すべき第1回全世界空手道選手権大会では4位に入賞。平成10年、70人組手を達成。平成15年1月23日、社会文化功労賞受賞。現在、国際空手道連盟極真会館主席師範として、極真空手の継承と普及・発展に全力を注いでいる。国際空手道連盟極真会館全日本極真連合会八段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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