団地っ子の同窓会

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784809404542
  • NDC分類 365.35
  • Cコード C0095

内容説明

本書は、団地出身ライターが集めた団地の回顧録です。団地育ちの「団地っ子」だけが知る、古きよき記憶を、読者の皆様も加えて、まるで団地出身者の同窓会のように、皆で一緒に思い出してみませんか。

目次

第1章 団地のルール
第2章 ご近所づきあい
第3章 団地の行事
第4章 団地内の特殊な施設
第5章 団地のトラブル
第6章 団地の遊び
第7章 団地の暮らし
第8章 室内大図解
第9章 団地のペット
第10章 団地の衣食住

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

58
昔、東京赤羽の団地に住んでいた私にとって、この本は、古き良き時代の団地生活の回顧録です。上階の人の足音、夫婦喧嘩、子供の泣き声、カレーライスの匂い、バザー、夏祭り、公園での缶蹴り、みんな懐かしい事ばかり。そこにはある種の集団生活の決め事があり掟があった。この本は、団地育ちの人の、団地育ちの人による、団地育ちのためのバイブルといえよう。今日、団地は老朽化され取り壊されるものも少なくなく、また、高齢者ばかり住んでいる環境になってしまった。地域コミュニティが叫ばれる昨今、より良い団地生活の復古を望みたいものだ。2010/07/20

かっぱ

18
団地育ちです。いまも母は団地で独り暮らしをしています。団地のシンボルは給水塔。でも、いまは、塔が撤去されて、受水槽のようなものが芝生だった場所に並べられています。給水塔のてっぺんまで登った経験はありませんが、防護柵を超えて一番上まで登ったやつはヒーローでした。上階から水風船を投げたり、カエルを投げたりはしました。階段に漂うカレーの臭い、それが自分の家からだった時の喜び。「・・・く~ん!」って、大声で上階の窓に向かってそいつが顔を出すまで呼び続けました。団地っ子ならみんな経験してるはず。懐かしいもんです。2014/01/25

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