内容説明
レース中に「殺す」と脅迫！ジョッキールームで鉄拳制裁！武豊の仕返しは怖いぞ～―ＪＲＡジョッキーたちの裏舞台。
目次
第１章 騎手はレースで怒鳴りまくる
第２章 レース前の圧力、レース後の舌戦
第３章 ジョッキーたちの「場外乱闘」
第４章 騎手たちの報道されない極秘事情
第５章 これが潰しと報復のテクニックだ
第６章 あの名勝負の知られざる真相
著者等紹介
森田駿輔［モリタシュンスケ］
関西の某県出身。大レースに出走した名馬を扱ったこともあるベテラン厩務員。栗東トレーニングセンター厩務員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ｶｰﾌﾟ青森
8
ほんとに厩務員さんが書いてるの？面白すぎです。河内洋騎手の御大ぶりやＳ騎手(名字ではなく名前のｲﾆｼｬﾙ)の悪童ぶり、競馬番組で活躍中の細江純子氏の現役時の「ユタカさーん、あけてくださーい」等々ｴﾋﾟｿｰﾄﾞの数々。続篇を期待したいところですが、作者は絶対に書かない旨言い切ってます。粋ですねー。ﾗｲｽｼｬﾜｰの主戦、的場騎手のｴﾋﾟｿｰﾄﾞも読みたかったなあ2021/07/16
のり
4
競馬に全く興味はなかったのですが、騎手はレースで怒鳴りまくる。場外乱闘など、知られざる一面を知ることができました。見えないところで熱い戦いが繰り広げられているのですね。2015/07/28
コウみん
2
約17年前に出た本で今は引退した騎手とかもうここにはいない騎手もいるが、競馬場の裏が割とリアリティがあった。 前にレース中の殴り合いを聞いたことがあるが、実際にあるとはまったく知らなかった。 騎手たちの素顔が見られた一冊と思う。2019/07/03
Tomomi Yazaki
2
Ｂ級 ラフな騎乗はいただけないが、ルール内の駆け引きは当然あって良いと思う。逃げ馬に競り合うプレーを多くの騎手や調教師が、マナー違反だとかレースを壊しているなどと怒る。全てのファンが綺麗な競馬を見たいわけじゃない。むしろ、様々な騎乗で如何に人気馬が負けるかを、穴派は待ち焦がれている。本当に殴ったらだめだけど、殴るほどの気迫を我々は求めているのだ。亡くなった後藤やインタビューでファンに暴言を吐く四位は、そんな雰囲気を醸し出しているが、本当に怖いのは、優しく微笑みながら報復騎乗する、武豊なのかも知れない。2017/03/26
読み人知らず
2
ずっと前に読みたいなーと思っていた本。内容は、まぁイニシャルトークの部分が多くて誰が誰か分かる人には面白いと思う。競馬の中での騎手たちの駆け引きが面白いと思う。武豊はやはり完璧人間だと思う＾＾2009/10/01
