内容説明
瀬畑氏の釣りの資源は、どうやら天賦のものであるらしい。おまけに筆が立つ。生半可な知見を綴り合わせたものではなく、積年の経験と洞察を踏まえ、満を持して書きおろされたのがこの『渓語り』である。
目次
マタギの径
イワナとマムシと温泉と
マタギ小屋
タヌキ噺
ゼンマイの湯
原始の火
鉄砲水
カモシカ哀歌
熊猟見聞記
只見のターザン
キノコ狂いの渓流師たち
ガンバレ天皇陛下
山椒魚と惣十さん
憧憬の渓
日光テンカラの先達たち
懐旧の渓
釣り師と沢師
東京マタギと岩魚道中
テンカラ先生と「ポンサ」を訪ねて