内容説明
著者の〈愛すべき小屋〉農村舞台との出会いは、字文通り、村芝居を愛し、明るくたくましく生きる農村の人々との“出逢い”であった。本書は単なる芸能・娯楽としてではなく、人間生活の一断面としてとらえた、現代もナマで生きている村芝居と舞台の民俗詩である。
目次
1 序説(〈農村舞台〉との出会い;愛すべき小屋〈農村舞台〉;村芝居)
2 舞台探訪記(「地方芸能文化史における舞台の研究」のころ;飛騨から美濃へ;奥三河を訪ねて)
3 村芝居と舞台の民俗誌 第1部(岐阜県の緊急調査;群馬県の緊急調査;小豆島と塩飽本島)
4 村芝居と舞台の民俗誌 第2部(南会津―檜枝岐と大桃;首都圏の農村舞台―小留海と菖蒲沢;信州―祢津西町と大河原;三河―大高味;漁村の農村舞台―船越)
5 村芝居と舞台の民俗誌 第3部(美濃と飛騨の劇場群;苗木藩領の村芝居―『大天白森狂言日下栄』;万賀の舞台と村芝居;小原村万人講芝居と地芝居の記録)
6 現代地芝居の民俗(海と山の村芝居)
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