目次
第1編 強行犯関係(乳児せっかん死事件における死因の特定と司法解剖;90歳の老母と癌に罹患している息子による家庭内殺人 ほか)
第2編 知能犯関係(帳簿等証拠資料が散逸して不完全な中小企業における業務上横領を立件した事例;横領で送致された事件を詐欺で起訴した事例 ほか)
第3編 窃盗犯関係(情況証拠の積み重ねにより犯人性と共謀を立証したピッキング盗及びそれに引き続く預金払戻し詐欺事件について;非現認の侵入盗事案における自白の信用性について ほか)
第4編 組織犯関係(迷宮入りと思われていた拳銃使用殺人未遂事件の捜査処理について;敵対する元暴力団組長を殺害したとして警察に自首した暴力団組員の自白の信用性を検証した事例 ほか)
第5編 その他(食中毒事件の因果関係;ある無認可保育所での幼児の死亡事件―注意義務の認定について ほか)
著者等紹介
大谷晃大[オオタニコウダイ]
昭和59年検事任官。東京地検、長野地検、静岡地検沼津支部、大阪地検、和歌山地検等で勤務。法務省大臣官房司法法制部司法法制課長、同省刑事局刑事法制管理官、東京地検公判部副部長、同地検総務部長、同地検刑事部長を経て、現在、司法研修所検察上席教官
范揚恭[ハンアキヤス]
平成4年検事任官。東京地検、横浜地検小田原支部、千葉地検、広島地検等で勤務。広島地検公判部長を経て、現在、司法研修所検察教官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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