内容説明
もともと芸能人は反社会的な存在であり、観客を魅了する芸の醗酵には、世間から「悪」と見做されている細菌や毒素が不可欠の養分になっている。本書は、そうした“非常識人間”なるが故に、舞台やスクリーンなどに妖かしい芸の花を咲かせる芸能人のエピソードを拾い集め、筆者の「芸とは何か」「芸人とはいかなる人種か」というフィルターを通して編んでみた。
目次
プロローグ 有名人もまだフツーの人だったころ
ギャンブル この世界、何がギャンブルで何がギャンブルでないのか、つーと
その生業 トップスターの条件はどこでも寝られることなのです
名前・愛称 芸名は、読みよく書きよく“体”をもあらわして、となると
結婚・離婚・色ごと とかく“芸能人と色ごと”とはよくいわれますが、ネ
ホモ・レズ オレにこの“趣味”があったらもっと出世していたかも…なんて
エピローグ 負けはせぬ夢は舞台で見得を切り